転職活動のその先

バタバタしていたら、ブログを書くのがすっかりご無沙汰になってしまった。ふと気づけば時は流れて桜が咲いて散ろうとしており、新型コロナが世間を騒がせ、2019年度が終了。今年の1/4が終わった。マジか。

さて、何にバタバタしていたのかというと転職活動である。結論から申し上げると、私はとりあえず今は転職しないことにした。

私が転職したいと思った理由はずばり、職場の環境がとても悪いからだ。私の所属部署は①短大卒業したてホヤホヤ2年目になったイマドキ男子、②返事だけはやたらいいが人の話なぞまるで聞いちゃいない派遣男子、③私、④私の元セクハラOJTトレーナー、⑤噂好きの野次馬根性が卑しい派遣、⑥管理職にいつまで経ってもなれない気のいいダメおじさん、⑦事なかれ主義の課長の7人で構成されていた。私以外は全員男性である。なかなか濃いメンバーだ。課長は最近他部署に異動して、代わりに輩みたいなオラオラ系だけど気遣い屋のおじさんが来た。だからといって状況が良くなったわけでもないのだが。具体的にどう職場の環境が悪いのかは、今は重要でないので割愛する。皆さんのご想像におまかせしたい。

私は転職活動をするにあたり、以下の4つの業者を利用した。

  1. リクルートエージェント
  2. doda
  3. テンプスタッフ
  4. マイナビエージェント

である。どの業者も、登録してからの流れはほぼ同じだ。まずは面談日程の調整。面談は、直接エージェントの事務所に出向く場合もあれば、電話で行う場合もある。次にエージェントの人と面談をして、すぐに転職したいのか、どういう業界がいいのか、などを話す。そこで話した自分の要望に沿って、専属のエージェントが企業を紹介してくれる仕組みだ。面談までに職務経歴書を作っておく必要があるが、これは各エージェント会社のHPやアプリなどから、項目を埋めるだけで簡易的なものはできる。面談後には、応募企業に送るための履歴書やより詳細な職務経歴書が必要になるが、専属エージェントに相談することもできるので安心できる。

個人がエージェント会社を利用する分には、お金は全くかからない。エージェント会社は企業からのお金で成り立っているらしい。

各エージェント会社それぞれの特徴を以下で説明するので、転職活動を考えている人の役に立てればと思う。

1. リクルートエージェントf:id:Seaof:20200404212005j:image

リクルートエージェントは、紹介される企業の数が圧倒的に多い。後述のdodaも多いが、リクルートエージェントでは大きな企業から小さな企業まで、たくさん紹介される。面談は直接行った。専属エージェントとのやり取りは、基本メールである。転職活動をやめる際に連絡をすると、サービス休止ではなくサービス終了となってしまった。後述のエージェント会社では休止扱いにしてもらえる。

 

2. doda

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私が一番最初に会員登録したのがdodaだ。登録して5分しないうちに、面談の日程調整の電話がかかってきてびっくりした。とりあえずの気持ちで登録しただけだったので全く心の準備もできていないまま、数日後の平日夜に面談を行った。dodaも直接エージェントと面談するスタイル。

dodaでいいなと思ったのは、専属エージェントとLINEでやり取りできる機能があることだ。今の時代、メールよりもLINEの方が気軽にやり取りできる人も多いだろう。もちろんメールで連絡も取り合うが、気軽に質問をしたいな、と思ったときにLINEができるのは便利だ。dodaは転職活動の休止を伝えると、サービス休止扱いにしてもらえた。なので、今でも企業情報のメールは定期的に送られてくる。

 

3. テンプスタッフ

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テンプスタッフは、dodaを運営しているパーソルキャリアの系列ということで、dodaに登録したらメールが来た。私は物流業界に勤めていて同業への転職を考えていたのだが、テンプスタッフは物流業界に強いらしく、それならばと思い登録した。テンプスタッフは派遣の紹介が多いようだが、正社員の紹介もある。面談は直接行った。

テンプスタッフの特徴的な点は、紹介された企業に営業担当者の人と一緒に出向いたことだ。テンプスタッフの営業の人と企業に行き、企業の担当者から会社について説明してもらったり職場を見学させてもらったりした。そこで自分が気にいれば更に話を聞くことが出来るし、気に入らなければその旨を専属エージェントに伝えれば良い。なんだか保護者についてきてもらった子供のような気持ちになった。テンプスタッフも、サービス休止扱いにしてもらえるのでご安心を。

 

4.マイナビエージェントf:id:Seaof:20200405191804j:image

4つ目はマイナビエージェント。マイナビエージェントは、個人的には合わないと思ったエージェント会社である。面談は電話で、面談をした人が紹介してくれた企業へ、必ず応募しますという約束をした後に、専属のエージェントがつく仕組み。なので、電話面談してくれた人と専属エージェントの人は別である。これがなんだかまどろっこしかった。マイナビエージェントは紹介企業が少ない上、他のエージェント会社に紹介された企業ばかりが目立った印象だ。そのため、私は専属のエージェントをつけてもらう前に退会してしまった。面談をしてくれた人にその旨をメールしても、返信がなくそのままサービスが終了してしまったようである。何だか釈然としない。

 

以上、転職エージェント会社といっても色々あるので、数社に登録して使い分けるといいかもしれない。

私が転職活動をやめたのは、部長から数ヶ月先の異動の打診があったからである。おそらく私が転職活動していることをどこからか嗅ぎつけて、外堀を埋めに来たのに違いない、と私は思っている。経緯は何にせよ、職場の環境が変わるのであれば転職する意味もないので、とりあえずは様子を見ようと思っている次第だ。

仕事をしていたら色々ある。転職したいと思ってるみなさんに幸あれ。